エロゲとか音声作品の感想とか書いてます。
最近は映画観るのにハマってます
pixiv→ http://www.pixiv.net/member.php?id=371730
旧サイト→ http://cqbmg.nobody.jp
twitter→ http://twitter.com/tenlyaoi
エロゲ感想まとめ→ http://cqbmg.nobody.jp/kansou/kantop.html
音声作品感想まとめ→ http://cqbmg.nobody.jp/vdkan.html

いわゆるweb拍手

エロゲーにおけるエロの分類(本題:木之本みけの凄さについて)

分類と言っても、分類方法によって様々あるとは思いますが
今回はエロの雰囲気や描写の仕方で分類しようと思います。
そういう風に分類した場合、エロゲーには少なくとも2種類のエロがあると思うんです。
以下予想外に長くなったので続きを読む仕様

一つは陵辱ゲーやポルノ小説原作作品に多い「エロス」
もう一つは萌えゲーやら、和姦ゲーに多い「萌えエロ」です。
(名前は思いつきなのでお気にせずに)

エロスというのは、シチュエーション重視というかキャラよりもエロさを重視する見せ方なんですよ。
陵辱をやるがために、または何かしらフェティッシュな行為をするためにキャラクターを後で用意する、というような。
その描写はとてもエロくて、勃起しやすいのですが、反面キャラの萌えが足りないので
あまり思い入れが強くならないのが欠点かな。
あとは、全体的に快楽とか、欲望とか、コンプレックスとかそういう人間の負の描写が多いのも
こっちの作品にある特徴かなと思う。
エロス的な作品を多く出すメーカーとしては、Guilty、BLACKRAINBOW、U・Me SOFTあたりが挙げられると思います。


萌えエロは、エロスとは逆にキャラクターを引き立てるためにエロを利用する見せ方。
キャラを引き立てるためにシチュやらフェチを利用する、というような。
キャラが萌えさえすれば、かなり印象に残る良い作品になりやすいです。
ただ、これまたエロスとは逆に、キャラが単調・記号化されやすいので

萌えエロ的な作品を多く出すメーカーは、Augustとかういんどみるとかでしょうか。


あと、これは言うまでもないですが、どの作品もエロスとか萌えエロか厳密に分けることはできず
あくまでどっちの割合が多いかなんですけどね。
特に最近では萌えエロ系の作品が、マンネリを解消するためにフェチとかをエロに取り入れてますし。
そしてここからが一番大事なんですけども、


夏めろ萌えエロとエロスが高濃度で楽しめる最強の作品なんですよ!!


もうね。みけたん(シナリオライター木之本みけ)天才。委員長のSっぷりも己のコンプレックスの裏返しとして描くとか
それでいてきちんと萌えゲ的なお約束も忘れずに可愛くかつ変態的なキャラクターは凄いわ。
みけたんって、ポルノ小説やエロ漫画を相当読み込んでるんじゃないかなぁ。
そういうのにある、いかにチンポを立たせ、精神的な快楽を生み出すノウハウをうまく
エロゲ、萌えゲに合うように抽出して、組み合わせてると思う。まぁ僕の憶測ですけど。